合わないドライバーを入れて力任せに回してみたら、ネジ山(穴)が崩れてどうにもならなくなった、そんなときには「ネジザウルス」。
日曜大工、DIY、家具など身の回りにはネジで固定されているものばかり。こういったものは、一度組み立てれると、あまり外すことがないものも多く、プロの方や日曜大工が趣味の方以外は、ドライバー・ネジの扱いに慣れていない方も意外と多いもの。
そういう方にありがちなのが、ねじ回しの作業で、サイズの合わないドライバーを入れて力任せに回してみたり、ネジ穴に入れたドライバーを滑らせてしまったり。
すると、ネジの穴が削れてしまい、どうすることもできずにお手上げ。もう、イライラモード全快。
そんな悩みを解決してくれるのが、エンジニアから発売されているネジザウルスというペンチ状のアイテム。
潰れてしまったネジやドライバーの合わない特殊なネジ、錆びついてしまったネジが簡単に外せる、という画期的、かつ優れた商品。
普通なら諦める必要があるネジを回せるというネジザウルス。その秘密は、ペンチのような形をしいるその先端部分にタテ溝が掘られていること。これにより、十字部分などネジ穴を使わなくても、ネジそのものの外周を掴んで回せるようになっています。
このネジザウルスさえあれば、諦めていたネジが外れるかもしれません。
※商品名 エンジニア ネジザウルスM2 PZ-57
・品番 PZ-57
・サイズ 120mm
・刃部硬度 HRC56±2
・材質 高炭素鋼
・重量 100g
・外せるネジの目安 先端くわえ部 φ2~3.5㎜/φ3.5~5.5㎜
※ネジザウルスはこれ以外にも様々なサイズが用意されています。
「ネジザウルス」でも回らい、ネジが平らな「皿ネジ」タイプの場合には「ネジすべり止め液」。
ネジ穴が壊れたときのための必殺アイテムとして「ネジザウルス」をご紹介しましたが、ネジザウルスはペンチタイプなので、ネジの外周をつまんで回すもので、ネジが平面より少し出ている必要があります。
となると、残念ながらネジが表面より出ていない皿ネジなどの場合には、使えないことになります。そういう場合は、これANEXから発売されているネジすべり止め液。
この「ネジすべり止め液」は、ネジ穴の破損によりすべってしまう穴に液体を垂らすことで、ドライバーとネジ穴の摩擦が増強されるような仕組み。
ドライバーの先端部分やネジ溝に1~2滴を垂らし、ドライバーを垂直に立て押しつけながら回せば、簡単にネジが回るようになります。
ネジ穴が壊れた際はもちろん、ネジ溝とドライバーのサイズが合わなかったりするときにも使え、結構重宝しします。値段が手頃なのも嬉しいところ。
ネジザウルスとネジすべり止め液
、この2つを上手く使い分けることで、壊れて諦めていたネジを回すことができるようになるかもしれません。
※商品名 ネジすべり止め液 ANEX
・メーカー型番:No.40
・仕様:摩擦増強液
・セット内容:ビスすべり止め液
・材質:増粘液、アルミナ系鉱物、水