1本でグラデーションが描けるアルコールマーカー、カメレオンペン。2016年に発売開始以来、弊社楽天ストアほか、他のネットショップ、また実店舗でも展開されています。現在購入できる商品や購入いただける場所をご紹介するとともに、使い方や実際にカメレオンペン使った作品をご紹介しています。
目次
カメレオンペンが購入できるのは、ネットショップと実店舗。
ネットショップは、弊社運営の楽天ストアのほか、Amazon、Yahoo!ショッピングなどの各ストアでご購入いただけます。
また、実店舗では、銀座伊東屋 K.Itoya、東急ハンズ池袋店、東急ハンズ渋谷店をはじめ、全国の文具売場で購入いただけます。
※在庫については、各店舗に直接お問合せください。
全国の販売店一覧は、詳しくは、カメレオンペン公式サイトに掲載されています。そちらをご覧ください。
カメレオンペン公式サイト 取扱店舗一覧>>
発売中のカメレオンペン。
現在購入できるのは、22本入りのデラックスセットのほか、5本入りの各トーンのセット。詰替えインクや取替用ニブ(ペン先)など。また、色鉛筆も発売されています。
※22本入り デラックスセット。
20色(20本)にディテールペンとトーニングペンがセットになったもの。ディテールペンは、ベースとなる輪郭を描くための、トーニングペンはボカシを表現するためのペン。
表現できるのは200トーン以上と、カメレオンペンを始めて使う方におすすめのデラックスセットです。
そのほか、基本の色をセットにしたプライマリートーンセットや、クールな色を集めたクールトーンなど、トーン毎に5本をセットにしたものが用意されています。
※プライマリートーン 5本セット。
※パステルトーン 5本セット
※クールトーン 5本セット
※アーストーン 5本セット
※アーストーン 5本セット
※色鉛筆セット
カメレオンペンの使い方は2通り。
カメレオンペンには、2通りの使用方法があります。
普通にアルコールマーカーとして使用する方法が一つ。もう一つが、カメレオンペンの特徴でもある、グラデーション(色の濃淡)を描くことができるアルコールマーカーとしての使用法です。
カメレオンペンを使って描ける素材は、一般的なアルコール性マーカーとほぼ同じです。紙はもちろん、木材、ガラス、金属、陶器、プラスチックなどにも描くことができます。
仕上た作品は、直射日光の当たらない所に飾るのが、作品を長持ちさせるコツであることも、一般的なアルコール性マーカーと変わりません。
カメレオンペンのペン先は2つ。
カメレオンペンはペンの上下(両側)に2つのペン先(ニブ)を持っています。
1.ラウンドニブ
2. ブラシニブ
ラウンドニブはブラシニブに比べて固めに作られています。そのため、輪郭を描いたり、小さなスペースを塗るなど、比較的細かく塗るのに適しています。
一方で、ブラシニブは柔らかなペン先。色を塗る際には、基本的にこのブラシニブを使用します。柔らかなペン先なので綺麗なグラデーションを描くことができます。
ただし、ブラシニブは、柔らかいペン先であることが特徴ですが、購入時に初めて使用する場合に多少の固さを感じる仕上がりになっています。使用して直ぐに自然と柔らかくなるので、固さを感じるからといって決して無理な力をペン先に加えない点には注意が必要です。
また、カメレオンペンのペン先(ニブ)は、取替え可能な仕様になっています。日本では今のところ未発売ですが、今後は発売予定です。
ペン先をトーニング液につけることで、グラーデションを表現できる。
カメレオンペンの作り自体は、両側に2種類のペン先がついたペン本体に、さらにミキシングチェンバーと呼ばれる部分が付いています。
このミキシングチェンバー、中にはトーニング液が入っており、先端にはミキサーニブと呼ばれるペン先がついています。
このミキサーニブとペン本体のペン先を接触させ、トーニング液をペン先で作用させることによって、描きはじめは淡い色、描いているうちに徐々に濃くなるという色の濃淡が表現できます。
最終的な濃い色が、そのペン本来の色。仕組みとしては、トーニング液にペン先をつけることで、インクを薄めるといった感じです。
カメレオンペンは、グラデーションの幅を長くしたり、短くしたり、調整できるのも魅力の一つです。トーニング液をペン先に含ませる量を調整すればよいわけですが、これはミキサーニブとペン先を接触させる時間の長短で決まります。
グラデーションの幅を短くしたければ、接触時間も短く。ゆったりと長い濃淡を描きたい場合には、接触時間も長くする。これで、自在なグラーデション表現が可能になります。
なぜ、カメレオンペンは1本でグラーデションが書けるのか?
それは、ペン先にアルコールを含ませることで、それを実現。
カメレオンペンは、1本のマーカーで色の濃淡、要するにグラデーションを描くことができる、何とも不思議なマーカーです。
これは、ペン先に、アルコールを含ませることによって、描き出しは薄く、描いているうちに、徐々に本来のペンの色に戻りことで、グラデーションが描けるようになっています。
カメレオンペンは、通常のマーカー部分とは別の、ミキシングチェンバーと呼ばれるパーツがあり、その中にアルコールが含まれており、それを、ペン先に接触させるだけで、いとも簡単にグラデーションが描けてしまうというもの。
もちろん、ペン先とアルコールの接触時間を長めにしたり、短めにしたりと、調整することで、色の濃淡も調整できるので、多彩な表現が可能になっています。