そんなご要望にお応えします。
サーフボードに自分で絵やイラストを描いて、オリジナルのデザインにしたいという方が増えています。
とはいうものの、絵を描くことやペイントすることに慣れていない方にはどうやってよいのか、どんな道具を準備すればよいかは分かりづらいものです。
そこで本記事は、サーフボードへのペイント方法と必要な道具をご紹介しています。
ご覧いただければ、サーフボードのペイント初挑戦するあなたにも参考になるはずです。
目次
用意するもの:サーフボードにペイントに際に必要な4つの道具。
まずは、ペイントする前に使う道具の準備です。
ペイント用ペン。
当たり前ですがペン。発色の良いペイント用のものがよいでしょう。オーソドックスなのは三菱鉛筆から販売されているポスカです。
様々なカラーがセットになったものや、ペイントする予定の色の数が少なければ単品で用意してもよいでしょう。
ちなみに、弊社取扱いのボードスティックスというアメリカ生まれのペイントペンもおすすめです。詳細は後述しています。
サンドペーパー。
紙やすり。描く前に少しサンドペーパーでやすりがけするためのもの。一般的なサーフボードならば、200~240番のサンドペーパーがおすすめです。
サンドペーパーを使用するのは、サーフボードにペイントしたインクを剥がれにくくするためです。すでに多少のザラつきがあるボードであれば必要ありません。
クリアアクリルスプレー。
ペイント後に使用します。インクがはがれるのを防いだり、ツヤだしなど仕上げに使います。
タオル。
サーフボード全体にペイントしようと思うと表面積も大きく、作業内容も想像以上に大規模になります。
インクを拭ったり、手を拭いたり、何枚か不要なタオル類があるとよいと思います。
ペイント前の準備:汚れ落としとヤスリ掛け
サーフボードにペイントする際に、いきなり描いたり、塗ったりするのはご法度。
まず、サーフボードの表面についた汚れやゴミなどをしっかり落とします。その後、サンドペパーでヤスリ掛けをしていきます。
ペイントする箇所をサンドペーパーでヤスリ掛けしておきます。表面が少しザラつく程度までヤスリでこする。いわゆるサンディングという作業です。
ヤスリ掛けする理由は、ボードの表面はツルツルしており、せっかく描いたインクが剥がれ落ちることを防ぐためです。
ペイントする面を少しザラつかせておくことで、インクがしっかり入り込みペイント自体が長持ちします。
ここまでで準備は完了です。
ペイント:実際にペイントしていきます。
ペイントペンで、好きな色、好きな形など、思い思いに絵やイラストを描いていきます。
一回で完成させる自信の無い方は、鉛筆などで下絵を書いてからペイントするのも一つの方法です。
仕上げ:乾燥とスプレー吹付けの繰り返し。
ボードに絵を描き終わったら、まずは、インクをしっかりと乾かします。
このとき、ドライヤーなど熱を持つ風などを当てないようにしましょう。
ボードによっては、熱に弱く、変形してしまうものもあります。自然乾燥が一番ですが、どうしても急ぐときは扇風機など熱をもたない風を当てる程度にとどめましょう。
インクが完全に乾ききったところで、仕上げにアクリルスプレーを吹きかけます。スプレータイプを使えば作業としてはさほど難しくありません。
スプレーの吹付けコツは、ムラなく、万遍なく、吹き付けすぎず。ボードから30~40cmほど離れた所から吹き付けると上手くいきます。
とここまでで終了と思きや、乾燥~スプレー吹付けを3回ほど繰り返します。
実はこのアクリルスプレー、インクの保護という意味では、1回の吹付では耐久性という意味で少々心配。
サーフボードは海に入れたり、乗ったりするので、保護度を強くするためにも、アクリルスプレーは、3回位繰り返して吹き付けましょう。もちろん、一回一回乾くまで、じっと我慢です。
3回目の吹付けが終わりアクリルスプレーが乾いたら今度こそ完成です。
ペイント作品が見てみたい!作品数500以上のペイント画像集のご案内。
サーフボードに初めてペイントする方には、参考になるペイント作品を見たいはず。
ということで、サーフボードを中心としたペイントの画像集のページを用意しています。その数、なんと500作品以上。
サーフボード全体にペイントしたものや、ワンポイントのものなど様々な画像をご紹介しています。
また、サーフボード以外にもスノーボードやスキー、楽器などのペイント画像もご覧いただけます。
サーフボードへに絵を描くときにおすすめのペイントペン。
サーフボードのペイント方法からは少し話題がずれますが、ここで一つ宣伝です。
先ほども少しご紹介しましたが、サーフボードへのペイント用としておすすめのペンが、ボードスティックスというペン。
このボードスティックスは、なんとサーフボードにペイントするために作られたペンなのです。
とにかく発色の良さ、色の濃さ・仕上がりの輝きこだわって作られています。
また、絵の具のように使えるのも特徴で、インクを垂らす量を調節したり、馴染ませたりすることもできます。
さらに、水性ペンであることから、ペイント中に間違えてもやり直しが効く。水に濡れたタオルなどでふき取ることができます。
これはペイント初心者の方にとっても心強いはず。
というのも、ボードスティックスのブランド創設者は、サーフィン大好き人間。サーフボードにペイントすることが趣味。
そんな彼がサーフボードに絵を描くのに世界中の色々なペンを試してみたものの、どれも仕上がりの色に満足がいかず。
それなら自分で納得いくペンを作ろうということで、研究を重ねて作られたのがボードスティックスというわけです。
ボードスティックスについては詳しくはボードスティックス公式サイトをご覧ください。
サーフボードにペイントする方法 まとめ。
サーフボードにペイントする際に必要なもの、ペイントする準備、ペイント後の乾燥と仕上げを順にご紹介しました。
また、サーフボードのペイント作品を集めたWEB画像集、おすすめのペイントペン・ボードスティックについてもご案内してきました。
実際にサーフボードにペイントした方に聞いてみると、ペイントする作業は楽しいし、サーフボードにこれまで以上に愛着が湧くという声が聞こえます。
これから初めてサーフボードへのペイントに挑戦してみようと思っている方、ぜひ楽しんでペイントしてください。